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ソニー Rolly,あるいは「のたうちまわる」

開発された方々には,非常に申し訳ないけれど,
「買いたい」こころは動きだしませんでした。

踊るエンターテインメントプレーヤー、ソニー「Rolly」が登場:ニュース – CNET Japan:

ソニーは9月10日、サウンドエンターテインメントプレーヤーと名付けた新デジタルオーディオ「Rolly SEP-10BT」を発表した。

製品のカテゴリーが微妙に異なっているため,2年前のようなことにはならなかったけれど,
iPodの新製品(とくにiPod touch)発表直後というタイミングの悪さも手伝って,がっかり度が大きかった。
20日間ひっぱって。。。

Rolly Official Site|製品情報:

たった一つのボタンとホイールだけで感じたままに使える。“Rolly”本体を動かす直感的な操作は、一度使えばすぐに使いこなせるユーザーインターフェースを実現させました。

実物を見ていないので,断定するのはいけないかもしれないけれど,
この「直感的インターフェイス」(「Intuitive User Interface」というらしい)を
使いこなせない自信がある。

Rolly Official Site|製品情報:

SONYロゴを手前にして置きます。再生中に”Rolly”本体を押したり引いたり回したりすることでホイールを回転させ、操作します。

だって,「操作するにはSONYロゴを手前にして置くこと」という前提つきだなんて,直感的じゃないもの。

Rolly(1GB) 39,800円(Sony Style価格)
iPod touch(8GB) 36,800円(The Apple Store価格)
製品カテゴリーが違うとは言うけれど。。。

【追記】
大西さんのブログでさらに辛辣に書かれてしまいました。

大西 宏のマーケティング・エッセンス:「ローリー」 – SONYに一体何が起こっているのだろうか – livedoor Blog(ブログ):

「蚊取りブタ」が踊っていてもなにも面白くありません。

QRIOが踊っていたのなら良かったのに。
20031218 Qrio

Filed under: Marketing

マクドナルド・マーケティング

8月31日期限のコーヒーの無料券を多量にもらったので,
この数日は連日のようにマクドナルドに行った。

行くと,無料コーヒーだけというのは心苦しいので,
ほかのものも注文することになる。

ぼくはマックフライポテト大好物なので(マックフライポテトで白ご飯が食べられるくらい),
この前,マックフライポテトを注文しようとして,改めて驚いた。

マックフライポテトの価格設定に。

Sサイズ:200円
Mサイズ:240円
Lサイズ:290円
これは値上げ後の京都での価格。

マクドナルドが地域別価格導入へ 大都市で3-5%値上げ|産業|経済|Sankei WEB:

大都市圏で人件費や店舗賃料が高騰しているためで、東京、大阪、京都などでは一部商品を3-5%程度値上げする。

クーポンを使うと,Mサイズは120円になったりもする。
でも,Mサイズも結構なボリュームがあるので,むしろSサイズを選びたいときもある。
けれども,そうすると,Mサイズよりも高くなる。

Sサイズのクーポンを作るか,
Sサイズは100円マックであってほしい。あるべきだ。

で,8月31日の昨日は夕食後に近くの大垣書店に行く道すがら,
マクドナルドに立ち寄って,
ぼくは無料コーヒー券の最後の1枚でアイスコーヒーと,
奥さんはマッククーポンでマックフルーリー(オレオ)を注文した。

マックフルーリーは通常価格300円。サイズは単一。
これがクーポンを利用すると190円になる。

マックフルーリー,この夏はそうとうに売れたのではないかと思う。
4月の発売(プレスリリースが4月19日というのがすばらしい)当初から150円キャンペーンやら,
「フルリレロ〜」と叫ぶと100円になるクーポンがもらえるやら,
ストロベリーソースやキャラメルソースといった期間限定のバリエーションやらで
攻勢を掛けていたもの。

ぼくも今年の夏は,スターバックスのフラペチーノが1杯だったのに対して,
マックフルーリーは数えてないから分からないくらい,口にした。

で,その経験からいうと,
300円という値段設定は,マクドナルドの他のメニューと比べて微妙に高い。
そして,マックフルーリーのあのサイズは,ひとりで食べるには,すこし大きい。

ドリンクSサイズの大きさで,
あのゴツい無骨な「オリジナルスプーン」をやめて,
食べる人が自分でミックスできる程度のスプーンをつけて,
値段は150円くらいなら,もっと,もっといいと思うのに。

ちなみに,マックシェイクのSサイズは100円マックだし。

マクドナルドのマーケティングといえば,再び登場した「新生」マックカフェ。

マック新型店「マックカフェ」各所でオープン恵比寿店にも行列シブヤ経済新聞広域渋谷圏のビジネス&カルチャーニュース:

マックカフェは米国やオーストラリアなど世界33カ国で展開する業態。日本では1998年にマックカフェの展開を始めた経緯があるが、2004年に同社入りした原田社長は「戦略、位置付けともに別のもの」と違いを強調した。「新生マックカフェ」は、小型店のリニューアルや既存店への併設で「既存事業の成長につなげる」(同社長)ことが主な目的。客数や来店頻度、FC店舗の拡大などで売り上げ増加を目指す。

マクドナルドのカフェ業態,ぼくは個人的に,
98年マックカフェのような,プレタ・マンジュのような,
方向性の見えなさを感じたりもする。

モスバーガーに見られるような,自然な融合ができるのかなあ。

実験店15店舗の動向が,やや,気になる末席株主でした。

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will Apple make Sony grind their theeth in mortification?

2年ほど前,ソニーは新製品(Walkman Aシリーズ)の発表を
iPod nanoの発表にぶつけた。
2005年9月のこと。

音楽配信メモ iPod nanoとウォークマンAの比較解説記事を日経に書きました:

いみじくも、ソニーに勤めてる知り合いの人がiPod nanoの発売を見て「完全にこっちが負けてるね」と正直な感想を吐露してたけど、「新ウォークマン」と銘打ってある種社運かけてやったにしては、中途半端だった感は否めない。

来る9月,ソニーは新しいオーディオ商品を発表する。

音楽の新しいリスニング・スタイルを提案する新商品“Rolly(ローリー) 発売にさきがけプロモーションサイト開設:

ソニーは今秋、音楽の「新しいリスニング・スタイル」を提案する新商品、サウンドエンターテインメントプレーヤー“Rolly”を発売します。
 “Rolly”は、ソニーがこれまで培ってきた様々な技術の粋を集めて創られた新しいオーディオ商品です。クリアなサウンドを楽しむだけでなく、さまざまな生活シーンにおいて、多彩な音楽の楽しみ方を実現します。
 本日、9月予定の新商品発表にさきがけて“Rolly”のプロモーションサイトを開設するとともに、お客さま向けイベントのご案内と参加者の募集を開始しました。

そして,ソニーはふたたび,iPodと相まみえることになる。
アップルが9月5日に新しいiPodを発表する(だろう)から。

9月5日は本当だった:iPod Media Event « maclalala:

Ars Technica がスクープした9月5日の iPod イベントは本当だった。
BusinessWeek あてにアップルから招待状が届いたというのだ。

2年前は事前にアップルの新製品発売日を知っていたソニーが
アップルに勝負を挑んだ(そして敗れた)という形らしいけれど,
同じ轍を踏むようなことはまさかしないだろうから,
今回のアップルのiPodイベントは,ソニーにとっても「まさか」ではないだろか。

それにしてもアップルは小憎たらしく思われていることだろう。
“Rolly” 前に新しいiPod(あるいは新しいiTunes)を発表しようものなら,
“Rolly” は翳んでしまいかねない。

それはおそらくアップルとJobs聖下の戦術の妙なのだろうけど,
アップルはまた,ソニーを悔しさで歯軋りさせようというのだろか?

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「ブランド」:この不可解なもの

最近,広告代理店のひとが書いた,いくつかの本に目を通した。
 
ひとつは「地域ブランド化を目指しましょう」という本,
ひとつは「ひとと違うことを考える方法は」という本,
ひとつは「わたしはこんなマーケティングで成功した」という本。
 
 
供給がつねに需要を上回りながら,
すべてがコモディティ化しているという点で,消費飽和な時代,
価格による差別化や,機能の差別化では購買意欲を刺激できない状況で,
いわゆる「ブランド化」というのは,
競争優位(比較優位)を保つための必要条件なのだろう。
 
という問題意識を持っていて見つけた本だが,
面白いことに,いずれの本もそれ自体が,その会社だったり著者の
「ブランディングのための本」のように読めた。
 
「地域ブランド化を目指しましょう」という本には
「日本を救う地域ブランド論」なんていう仰々しい言葉が踊っているけれど,
広告代理店のひとが書くと,そういう読み方ができない気がした。
 
「わたしはこんなマーケティングで成功した」という本は,
素直に,自慢本。
 
 
ともあれ,いくつかの示唆があったのも本当なので,備忘として書いておく。

  • ブランドは受け手(お客様)の中で作られる
  • ブランドは受け手の期待とそれに応える送り手の信頼関係の表象
  • ブランドはお金に換算できるw
  • ブランドに必要な5つのもの:ビジョン(ブランドプロミス),オリジナリティ,送り手の誇り,継続性
  • ブランディングに必要な3人:ばか者,切れ者,よそ者
  • 「違いを創る」ことは価値観を変えること,そのために非常識であること
  • ブランドにも個性がある。個性はブランドの顔になる
  • ゴールが見つからなければ,仕事を始めてはいけない
  • 大きな波紋をつくるには,強い水滴を落とすこと
  • ひとを動かすには,感動(move)させること
  • ロジカルにではなく,エモーショナルに考える
  • 直感に従うこと

 
 
「ブランド化」自体がコモディティ化しつつある気もするけれど。

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それはどれほどにエモーショナルか?

エモーショナル・マーケティングというのを目にする機会が増えてきた気がしています。
 
 
Japan.internet.com Webマーケティング感情に訴える件名:

米国で“Emotional Marketing”(感情マーケティング)と呼ばれるマーケティング手法が生まれています。
Eメールマーケティングも件名で感情マーケティングができるのです。そこでこんな無料サービスが生まれました。Emotional Marketing Value Headline Analyzer では、英語のメッセージしか受け付けませんが参考になるでしょう。

 
 
このblogのヘッドライン「your accountancy」で試してみることに。
Emotional Marketing Value (EMV) Headline Analyzer
 
 
評価指標が3つあります。
Intellectual

Words which are especially effective when offering products and services that require reasoning or careful evaluation.

Empathetic

Words which resonate in with Empathetic impact often bring out profound and strong positive emotional reactions in people.

Spiritual

Words which have the strongest potential for influence and often appeal to people at a very deep emotional level.

 
 
(拙訳)
理知的

合理性あるいは注意深い評価が求められる製品やサービスを提供する際に特に有効性の高い言葉

共感的

深く強い積極性をもち,感情的な行動を呼び起こすようなインパクトをもった,共感性・共鳴性の高い言葉

精神的(霊的)

影響力を及ぼす非常に高い可能性をもち,非常に深い感情レベルで,受け取った人に働きかけるような言葉

 
 
 
診断してもらいました。
 
「your accountancy」(あなたの会計専門家):EMV Score: 50.00% [Intellectual]
 
理知的ですか。
そんな雰囲気を漂わせていきたいです。
 
 
ぼくたちのna-Toiで標語にしているコトバも診断してもらいました。
 
「to your true worth with us」(あなたと真骨頂へ):EMV Score: 50.00% [Spiritual]
「to your true value with us」(あなたと真骨頂へ):EMV Score: 66.67% [Spiritual]
 
精神の深いレベルで訴えかけられるようなサービスを目指します。
 
 
 
番外編
「I’m lovin’ it.」(これが好きでたまらない):EMV Score: 0.00% [Neutral]

 

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