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みたらし祭

土用の丑にはうなぎを食べるべきではないかもしれない。

昨日は土用の丑。
昼に近くのデパ地下に入っている東京・日本橋の有名店のうなぎ弁当を食べたら,前に比べておいしさの感動が減っていた。

これは土用の丑だからなのか。
今度また食べて確かめてみよう。

そんなことを思いつつ,陽が落ちた頃を見計らって下鴨神社のみたらし祭へ出かけた。


(via 下鴨神社ウェブサイト

1年間の無病息災と健脚を祈願しつつ,みたらし川に膝まで浸かっていると,火照ったからだがスーっと冷やされていくのがわかる。
ろうそくの炎が暗い川面を反射して,ひとびとの顔を照らすのはいかにも幻想的で,京都の暑い暑い暑い夏をほんの少し忘れさせてくれる。

糺の森に並んだ屋台をひやかしながら,○○焼(まるまるやき)とわらび餅を食べる(みたらし団子はパス)。

その後三条まで戻ってきて,文化博物館前で還幸祭(祇園祭・後祭)の御神輿行列を見送ったあと,丹波太鼓の演奏に聞き入る。ビリビリした。

うなぎを食して精をつけ,
川に足を浸して熱を冷やし,
大きな声と大きな音で暑気を発散する。

そんな京都の夏は,きっとまだまだ暑いのです。

京都新聞|勇壮神輿、八坂に戻る祇園祭・還幸祭:

祇園祭の還幸祭が24日に行われた。八坂神社(京都市東山区)の四条御旅所(おたびしょ)(下京区)に鎮座した3基の神輿(みこし)の渡御(とぎょ)が同日夕に始まり、勢いを付けた輿丁(よちょう)が神輿を担いで氏子地区を練ったあと、深夜に八坂神社に戻った。

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擬宝珠と蟷螂

鞍馬山へ行ってきた。
3連休の中日ということもあって,たくさんの人が訪れていた。

Dsc102426

京都市内は36度を超える暑さ。
山を登った本堂も,もちろん暑かったのだけれど,一陣の風が吹き抜けると不思議に汗が乾いている。
自動車が発する熱やエアコンの室外機が出す熱風にさらされている市内では,とうていこんなことはない。

そう考えると,暑さをしのぐために周り全部を熱していることがとても不効率で矛盾したことに思えた。

Dsc102424

Filed under: Life

さようなら,資本主義

なかなかに刺激的な表題のコラムです。
こんな書き出しではじまります。

FT.com / Comment & analysis / Comment – Goodbye capitalism:

In a capitalist economy, losers are expected to take losses and winners to gain. Private enterprise is best able to allocate capital efficiently and, where it fails to do so, markets make adjustments and capital is reallocated to efficient users. This basic tenet supports good and productive assets moving from the hands of weak players to stronger. Where this is not possible, the US system gives the government a hand in fostering that move through an efficient process called bankruptcy or reorganisation. This rule of markets and of law has always been the basis of our national supremacy in innovation and the reason ours was the worldユs clear choice of a reserve currency. That was the world we lived in previously.

資本主義経済においては,敗者は損失を被り勝者は利益を得ると考えられている。
民間企業は資本を効率的に配分する方法としては最適であるが,民間企業がそれに失敗する場合には,マーケットによる調整を通じて資本は効率的な使い手へと再配分される。
この基本的教義がより強力なプレーヤーへの良好で生産性の高い資産の移転を促している。
そしてこの基本がうまくいかない部分においては,破産あるいは更生と呼ばれる効率的なプロセスを通じて資産の移転を促すという手段が政府に与えられている。
このマーケットのルールそして法的な規制が,イノベーションにおけるわれわれの覇権の基礎をなしてきたし,アメリカドルが世界の基軸通貨とされてきた理由であるといえる。
それがかつてわれわれがいた世界だ。

このあと,Fannie(ファニーメイ|連邦住宅抵当公庫)とFreddie(フレディマック|連邦住宅貸付抵当公社)への公的資金投入による支援を,資本主義のルールに反し,さらなる問題を引き起こすと喝破しつつ,代案を示したあと,こう括ります。

FT.com / Comment & analysis / Comment – Goodbye capitalism:

This approach would send a very strong signal, from the government, that investors fully consider the risks of bad asset allocation. It would almost certainly strengthen the dollar. Though it would cause pain for equity and subordinated debt investors, those investors received the majority of returns over the past several years and, in our great system, they are supposed to be subordinated.

このアプローチは,投資家は不良資産のリスクを十分に考慮するものだという,政府からの非常に強力なメッセージとなるだろう。そしてほぼ確実に「強いドル」の復活をもたらすにちがいない。
たしかに資本や劣後債に投資している人びとにとっては痛みを伴うものだろうが,彼らは過去数年にわたって大きなリターンを得てきた人びとだ。それにわれわれの偉大なシステムにおいては,彼らは敗者と考えられてしかるべきなのだ。

サブプライムローン問題が噴出しだしたのは,ちょうど1年ほど前。それ以来,基軸通貨たる米ドルというのは良きにつけ悪しきにつけ世界経済に影響を与えています。
デカップリングというのは希望的観測だったのかと思わせるほどに。

当初はECBやFRBといった中央銀行が公定歩合を引き下げることで問題の収拾を図ろうとし,また資金供給をすることで信用収縮を防ごうとしました。
それらがひとつの要因となって,食料などの原材料価格や原油価格の高騰,消費者物価の上昇,インフレという風が吹き始め,それがまた景気を悪くするので利下げや資金供給を行うという「負のスパイラル」,いわゆるスタグフレーションの危機も囁かれています。

ここへきてアメリカでは前述のファニーメイやフレディマックに対してFRBが融資を行い,政府も公的資金の注入を検討しています。
コラムでは資本主義で世界の覇権を握ってきたアメリカが,マーケットのルールで言えば退場させられるべき企業を公的資金(税金)で救済しようとしている点を問題としています。
一方,FRBや政府では日本のバブル崩壊後の日銀や政府の対応を他山の石として問題に対処すると表明しています。

一時的な痛みを強いても早急な回復を目指すのか,徹底的に救って救って救うのか。
マーケットが失敗することもままあるので,すべてを「見えざる手」に任せることはできそうにないという気もします。
難しい問題で一朝一夕に結論は出ませんが,いちばん良くないのは,どっちつかずの中途半端な姿勢で臨むことでしょうね。

Filed under: Economy

炎天下の山鉾巡行

昨日は祇園祭の山場,山鉾巡行。
とおるさんがいたところ(河原町三条の西側かな)からおよそ10メートル(北に)あがったところで見ていました。ブログの写真から推測するに。

代替案のある生活 > 【祇園祭雑感】まつりに浮かれる人々、その中の私 : ITmedia オルタナティブ・ブログ:

17日は山鉾巡航。すごい込むのかなと思ったら、若い人たちは減って、その分、年配の方々の数がすごい。あとは、浴衣をきた白人。中国語、広東語、韓国語、スペイン語、あれは、マレーシアかな。英語、ドイツ語も聞こえる。山のひとつでは、山を引く人全員が、日本人じゃないのもあって、なかなか国際的でよろしい。祭りっていいなあ。

とおるさんが書いてはる「山を引く人全員が、日本人じゃないの」というのは浄妙山ですね。
以前から外国人の人が主体で引く山というのはあったけれど,全員が日本人以外というのは初めてらしいです。
「浄妙」=「常明」というのが縁起が良いので,今年はこの山のちまきを買いました。

今年は初めて32基の山・鉾の重さを量っていました。世界文化遺産登録のためとか。一方で,曳き手の不足が心配される山鉾があったりして,文化を護っていくのは難しいのです。
いまだに曳き手は男性限定ですが,浄妙山のようにインターナショナルな山鉾があるのは,開けてていいなあ。

さてさて,祇園祭の次の見せ場は,7月24日の後祭(還幸祭)。
船鉾だかどこだかのおじさんが「みんな山鉾巡行だけ見に来て,後祭には来てくれへんねん。」と嘆いていましたが,今年は同じ日に下鴨神社の御手洗(みたらし)祭があるので,悩ましい状況ですわ。

Filed under: Life

監査現場のシンクライアント化

監査現場こそThin Clientの導入が必要だろうなあと,再び思うのでした。

三優監査法人、22社分の財務情報を置き引き被害個人情報最大35000件も:Security NEXT:

三優監査法人は、監査企業の財務関連情報を保存した保存したパソコンを盗まれたことを明らかにした。
6月24日夜に同社職員が、JR東海道線の東京-横浜間でバッグの置き引き被害に遭ったもので、バッグともに盗まれたノートパソコンには、22社分の財務関連情報が記録されていた。
監査先従業員や帳簿に記載されていた監査先の顧客など、パソコン内に保存されていた個人情報は最大3万4460件に上る。パソコンに対して暗号化対策を実施していたとして、同社では情報漏洩の可能性は低いと説明している。

22社分って。
3万5000件て。

監査現場のIT化は,ぼくが会計士になった10年前からほとんど進歩がない。
あいかわらずエクセルにデータを打ち込み,プリントアウトし,チェックする。

ともすれば中途半端にIT化をすすめたばっかりに,逆に効率が低下しているケースもある。

あるいはやたらめったらデータが蓄積できるばっかりに,データの取捨選択をしないまま,全てをPCに保存していたりするので,ワークのされていないデータが堆積してたりする。

なので,そのPCが紛失したり盗まれたりすると,こんなふうに大変なことになる。

暗号化したり,外部記憶装置(USBメモリとか)を受け付けない設定をしていたりするけれど,いっそのことThin Client化して,もっと効率的な監査現場を構築できたらいいのに。

たとえば,監査現場のThin Client(s)からインターネットを介して事務所のサーバに蓄積されている監査データにアクセスしつつ監査をする。
情報の共有も適時にできるし,事務所から監査現場の進捗を見ることもできる。
情報を特定の個人が握っているっていうのが,監査に限らずコラボレーションの最大の阻害要因だもの。

どうせアプリケーションだってエクセルとワードを少しと電子メールくらいしか使わないんだから,OpenOfficeにすればいいし,電子メールをどうするかは,とおるさんに相談したらいい。

代替案のある生活 > 【日経産業】「中堅・中小企業 シンクラ導入意欲低下」の記事に思う : ITmedia オルタナティブ・ブログ:

シンクライアントの セキュリティレベルはPCより高く、単純だ。PC はディスクを持ち、データを格納する。ノートブック PC なら簡単に盗まれる。デスクトップだって泥棒さんならなんとか盗めるでしょう。シンクライアントにはディスクは付いていいない。メモリーも揮発性だけ。 CPUも最小限の物。だから、シンクライアントを盗んでも、中身は何もないのだ。すべては物理的に隔離されてサーバルームに入っている。

Filed under: Accounting

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