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こんなわたしにだれがした

これが一般的な理解なんでしょう,きっと。

ゲンダイネット【話題の焦点】内部統制 どう変わるのか「仕事」と「会社」:

内部統制は「見える化」なんて言われたりする。企業などの組織はいつか不正や不祥事を起こすという前提に立って、社内組織、業務の流れ、営業活動などをすべて文書化して、「外からも会社の実態を見えやすくする」のが狙いだ。

八田教授の言葉は,どこにも届かなかったよう。

【NET&COM2007】「『3点セット』とは一言も書いていない」、青学八田教授がJ-SOX実施基準を語る:ITpro:

「実は『3点セット』という言葉は昨年秋に知った。なぜなら、実施基準ではそのような言葉は使っていないからだ」。
八田進二教授はこう強調した。
(中略)
八田教授は「3点セットの作成が必須」という考え方を否定した。実施基準にも付録として、この3種類の文書例が示されているが「あくまで例として示しただけ。実施基準内では、この3種類の文書を必ず作りなさい、とは一言も書いていない」と八田教授は説明。

これは昨年(2007年)2月の講演での発言だけれども,現実には「3点セット」の作成を中心に物事は進んできたということでしょう。
そして「3点セット」が,はやりの「見える化」と相俟う形で「内部統制」=「すべて文書化」という筋書きでしょうか。

面白おかしくするためか,事態の深刻さを際だたせるためか,あるいはコメントを述べたひとが本当にそう思いこんでしまっているのか,エラい書かれよう。

ゲンダイネット【話題の焦点】内部統制 どう変わるのか「仕事」と「会社」:

「これまでなら事後承諾でOKだったことも、事前承認が必要とされ、上司が不在で承認が取れないと、何も進まないという事態も予想されます。
(中略)
売上金の請求と集金・入金は別々の社員が行うことが義務付けられるので、請求書を持って集金なんてことはできなくなります。接待も本当に有効だったかどうかを、文書で報告しなければならない会社も出てくるでしょう」(税理士)

内部統制の基本(のひとつ)は権限分掌だけれど「請求書を持って集金」がダメなのではなくて,請求書の作成と集金が同じ人間だと,その人間がポケットに入れるリスクがあるから,請求書の作成と,集金,さらには入金処理を複数の人間で分掌するということでしょう。

接待の有効性と内部統制は直接関係なくて,「資産の保全」という観点から,交際費が業務で支出されたことを担保する仕組み(たとえば報告制度といったモニタリングや,事前届出といった方法)が,統制でしょう。

ちょっと,1年後がそら恐ろしくなる記事でした。
それにしても,この記事に唯一実名を載せている公認会計士のひとは,なかなか勇気があるなあ。

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