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グリーン・エプロン

かくいうぼくも,スターバックスに行く回数はめっきり減った。

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載:

米スターバックスは26日、おいしいエスプレッソのいれ方を店員に再教育するため、全米7100店舗を一時閉店した。米大手外食チェーンが営業時間内に一斉に店を閉めるのは異例。米国では顧客の「スタバ離れ」が起きており、一斉閉店は同社が努力していることを顧客にアピールする狙いもありそうだ。

よく言えば日常に定着した,わるく言えばコモディティ化してしまったのだと思う。
7年前に東京の職場に越したときは,オフィスのあるビルのとなりにあったスターバックスに足繁く,それこそオフィスにいる日は毎日のように,そこで1時間とか2時間とか本を読むために通ったものだった。
その店舗の店員(バリスタ/パートナー/スタッフ)はとてもよくトレーニングされていて,また店舗そのものの空間作りもまさに「くつろぎの場所」として確保されていて,ほかのセルフサービスのコーヒーシップとの違いを明白に感じたものだった。

でもある時期から,スタッフのバリスタとしての,もてなしの時間を提供する側としての振る舞いが「うまくないなー」と思うようになった。
それにつれて,すこしの敷居の高さが薄れてきたのか,日常に定着したのか,「The Third Place」としての居心地の良さが失われていった気がする。

こうなると,「スターバックスを選ぶ理由」がなくなってしまう。
ぼくはタバコを吸わないので,ドトールは敬遠するところだけれど,タリーズはきっちり分煙しているし,カフェ・ベローチェも比較的,煙に巻かれない配慮をしている。
それにもともと,味が分かっているわけではないので,「スターバックスのあの濃い味がいい」と思うこともない。
最近ではむしろ,マクドナルドのコーヒーはおいしいなあと思うくらい。しかも価格アピールも強い。

グリーン・エプロンのスピリッツから考えると,「一斉閉店で顧客にアピール」というのは,あざとくないかなあ。


スターバックス5つの成功法則と「グリーンエプロンブック」の精神” (ジョセフ・ミケーリ)

Filed under: Life

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