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公認会計士試験の合格発表に思う

11月19日(月曜日),公認会計士試験の合格発表がありました。

19.11.19 公認会計士試験の合格発表の概要について:

本日、平成19年公認会計士試験の合格発表を行いました。
1.試験結果の概要
(1)願書提出者数20,926人 
(2)論文式試験受験者数9,026人
(3)論文式試験合格者数4,041人(対前年比933人(30.0%)増)、合格率19.3%

事前に,「今年の合格者数は大幅に増えるだろう」という予想がありましたが,フタを開けてみると対前年比933人増加となりました。
予想通りの大幅増ということでしょう。

日本版SOX法及び四半期決算監査が2008年度から始まります。
また数年内には国際会計基準とのコンバージェンスによって,日本基準にも多くの基準変更が見込まれます。
このような状況にともなって,監査業務量が増大することが確実な一方,実際に業務を遂行する公認会計士数が絶対的に足りないと言われている状況ですので,公認会計士の人員数を増加させることが急務であった(である)と言えます。

他方で,このように公認会計士試験の合格者数を急激に増加させるときにはかならず,「会計士の質の問題がある」という声があがります。
それはそれで正論だろうという気がしますが,個人的な意見では,どうしたってOJTは必要で,その過程で淘汰されていくものだろうと思います。

その意味で,今年のような場合には,同期合格者間での競争が激しくなるのだろうと想像します。

それは実は,就職活動の場ですでに顕在化しているのかもしれません。
近年の合格者増加は,一方で監査法人の求人数を超えているために,希望する就職が叶わないという状況もあると聞きます。

今後はいっそう,公認会計士試験合格>監査法人就職,という道だけではない多様さが確保されていく必要があるのでしょう。

今年,見事合格された方々においては,合格おめでとうございます。
いまは,「不安定な気分」からの解放感を味わってください。今日の空気は特別おいしいでしょうから。

公認会計士の世界は想像よりずっと厳しく過酷で冷淡かもしれません。安泰という状況とはほど遠いかもしれません。
みなさんは自分を厳しい環境に置くことを厭わない方々だと思います。
であれば,このあともたゆまず自己研鑽されて,他者と代替不可能な自分だけの価値というものを身につけられますように。

おめでとうございました。


Filed under: Accounting

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