まだ手遅れではないと思いたいのです。
すでに河原町通りなどは,品のないモザイク様の街並になりつつありますが。
大西 宏のマーケティング・エッセンス:京都はいつまでも美しい都市であって欲しい – livedoor Blog(ブログ):
京都市議会が全員一致で、建物の厳しい高さ制限と、屋上看板、点滅電飾広告の全面禁止などを盛り込んだ新たな景観条例を成立させましたが、それぐらいのことをしないと再開発の流れを食い止められないという危機感があったのでしょう。
この景観条例,土地持ちの友人に言わせると,
「不動産の価値を下落させる」
と,批判的でしたが。
しかし,
いわゆる鉾町を歩いていて出会う,どーんと聳え立つマンション。
下から見上げるのではなく,上から眺められ,山鉾の威容も失われていくように感じます。
エジンバラに住んでみたいと思ったひとつの理由は,
エジンバラのもつ雰囲気が,自分の生まれ育った京都に似ていたからでした。
エジンバラはスコットランドの首都で,
エジンバラ城からホリルード宮殿に続く「ロイヤル・マイル」に沿って街並が形づくられていきました。
これをオールド・タウン(Old Town)と呼びます。
やがて18世紀以降になると,エジンバラ城の崖下に広がっていた沼地が埋め立てられ,海に向かって市街地が拡大していきます。
こちらをニュー・タウン(New Town)といいます。
この2つのタウンは,無秩序に拡大した古い街並と,都市計画に基づいて設計された新しい街並という,一見すると対照的な性格をもっているように思えます。
でも,あにはからんや。
2つは融合しているのです。
それこそ見事な具合に。
そして,ニュー・タウンといえどすでに2世紀を超える都市ですから,
どちらのタウンにも,より近代的な建築物(たとえばデパートなど)が建てられています。
しかし,全体としてオールド・タウンの空気感,ニュー・タウンの整然は,崩れてはいません。
みんなが古いものを活かしつつ,新しいものを古いものに調和するように,気遣っている。
そんな様子がうかがわれるのです。もちろん例外がないとは言えませんが。
しかし,この気遣いこそが,エジンバラが世界遺産とされる所以だと思うのです。
京都の寺社は世界遺産だけれど,京都の市街地自体は世界遺産ではありません。
エジンバラ市街地が世界遺産であって,京都市街地が世界遺産でない,
その理由はいまの京都を見ると,ザンネンにも納得のいくところがあります。
ぜひ,京都もエジンバラのように,古いと新しいが調和した素敵な街になってほしいと思います。
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“This Is Edinburgh (This Is . . .)” (Miroslav Sasek)
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